結局自分が先取りしていたロールプレイ②

私が2018年に本格的に復帰しようかなと思い、ニューヘイブンの銀行前で「復帰しようと思う」と周囲の人たちに言った時に、ステハイしていたプレイヤーが「ベーコンが復帰するのかよ」と発言した。

もちろん発言してすぐステハイに戻ったわけだが、20年近く経ってもまだ私を快く思わない連中がいるのか…と陰鬱な気分になったのは事実であった。

この令和の世になってもUOをプレイするには「一部のプレイヤーが発する“うざい”」に気を取られながらじゃないと出来ないのか、と心配していたら、そんな声を消し去るぐらいの私の復帰を歓迎してくれる人たちがいた。

「駆け出しのころ装備を作ってもらった」とか「オールドヘイブンにずっといた鍛冶屋さんですよね？」「その格好覚えてます」とか、UOプレイヤーの息の長さを痛感させられた。

極めつけは、私が2007年ごろ引退してから2018年になるまで、ギルドを守っていてくれたメンバーがいたことだ。そのギルメンと再会した時は感激と感謝で一杯になったし、当時の思い出話は尽きなかった。

更に別のギルメンとも再会した時に、そのギルメンの第一声が「卿、お久しぶりでございます」と言われて、ハッとした。

私は「ミノックのベーコン男爵」であるから、ギルメンに私のことを「卿」と呼んでくれと言っていたのを思い出した。正直言って、顔から火が出るほど恥ずかしかったが、ギルメンにとって私は「卿」であるのだから、それを否定するのは不実である。

後日、別のギルメンにその話をすると「いくら当時ロジャさんの命令でもそれはねえｗ」と言われたことを付け加えておく。それは尊重しなければならない意見であるし、私も「それは強制していないし好きにしてもらっていいよ」と伝えた。

（その③につづく）

北斗の鍛冶屋首長

北斗・オールドヘイブン鍛冶場に居座っていた部族マスクの怪しい鍛冶屋。
鍛冶屋なのにシャドウガード、エクソダス、DOOM、ブラダン、MLボス、ハルドゥーン、コーガル、スカリスなど、金とレアのニオイがするところ必ず現れるというお騒がせ人間。

現在はブリテイン首長をやってます。

RECOMMENDこちらの記事も人気です。